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愛川・清川版 公開:2014年11月7日 エリアトップへ

可憐に咲く河原の妖精 カワラノギクが見頃

文化

公開:2014年11月7日

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薄紫の繊細な花弁を広げるカワラノギク
薄紫の繊細な花弁を広げるカワラノギク

 愛川町田代運動公園下の中津川河川敷でカワラノギクが見頃を迎えている。10月26日にはカワラノギクの保護活動を行っているNPO法人「愛・ふるさと」が鑑賞会を開催し、約300人(主催者発表)が可憐な花を観賞した。

 この日は穏やかな秋晴れの天候で、来場者はカワラノギクの花畑で散策や写真撮影などを楽しんでいた。地元小学生のコーラスやオカリナ演奏、阿波踊りなども披露され、鑑賞会を盛り上げた。

 環境省のレッドデータブックで絶滅の恐れが指摘されているカワラノギク。全国でも限られた河川敷に生息し、愛川町では古くから河原に咲く花として親しまれてきた。一時は他の草木に押されて生息数が減少したが、2005年に設立した同法人が保護活動を続け生息数を増やしてきた。同法人によると、今年も11月中旬までは花が楽しめるという。

 場所は同公園沿いの遊歩道を上流方向に進み、階段を下りて300mほど上流。草を刈った歩道がある。詳しくは【携帯電話】080・9578・3305(浜さん)へ。

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