村の新たな特産物を作ろうと清川村自然薯育成会(山口靜雄代表)が生産している「きよかわ自然薯」の初掘りが11月12日、同会の協同圃場で行われた。今年は水分のコントロールで新方式を導入し「昨年に比べ色が白く綺麗」と作柄は上々。主に年末年始の贈答用として、同会のホームページや清流乃館で販売を開始している。
同会は村の新たな特産品を作り地域を活性化するとともに耕作放棄地の解消を目指して2011年に発足した。県内外の農家を視察して栽培技術を学び、会員たちが研究を重ねて昨年から本格的な販売を開始した。今年は畑の表層の土と深層の土を入れ替える「天地返し」など土の管理でも工夫を凝らし、約1800本と昨年の約1200本を大きく上回る収穫量だという。ビニールを活用した水分コントロールについても「種イモを植える時は初めての手法で少し不安もありましたが、上手く育ってくれた」と山口代表も出来に太鼓判を押す。肝心の味についても、もっちりとした粘りと濃厚な風味で評判は高く、昨年自然薯を購入した人からの問合せも寄せられている。山口代表は「多くの人に清川の自然薯を味わってもらえたら」と話す。
同会のホームページは「きよかわ自然薯」で検索。問い合わせはJAあつぎ清川支所内清川村自然薯育成会事務局【電話】046・288・1336へ。
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