愛川町文化会館で2月6日、町立中学校3校の2年生を対象にした「愛川町十四歳立志式」が開かれた。14歳を節目として、生徒たちに将来に向け新たな決意を持ってもらうことなどが目的。今年で47回目。
「十四歳立志式」は、かつて武家の男子が14歳から15歳になると成人に達したことを示す「元服式」が行われていたことにちなみ始まった町の恒例行事。今という時間を成人になるまでの準備期間として、これからの生き方を考えるきっかけにしてほしいという思いが込められている。当日は町立中学校の2年生のほか、保護者や学校関係者らが出席し、生徒たちから発表される思いに耳を傾けた。
式典冒頭、挨拶に立った小野澤豊町長は「おめでとうございます。大志を抱き成し遂げるために、体と精神力を鍛えることはとても大切。自分の志す道を着実に進み、一日一日を大切に頑張ってください」とエールを送った。
中学生たちは学校ごとにステージに登壇。「わたしたちの誓い」として、「笑顔で感謝できる人になりたい」、「失敗を恐れず挑戦できる人になりたい」など、14歳の自分たちが抱く未来の理想や、両親への感謝の気持ちなどを力強く披露するとともに、思いをのせた全員合唱を発表した。
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