清川村の地域経済活性化を目的に、村初となるプレミアム付商品券が7月1日から販売される。国の交付金制度を活用し、プレミアム率は20%。3千冊を発行する。4月18日から取扱い事業者の募集が開始される。
商品券の名称は「清川村プレミアム付商品券」。発行元は清川村で、有効期限は発行日の2015年7月1日から12月31日までの6カ月間となっている。
プレミアム分を含む発行総額は1800万円。1冊5000円で販売され、500円券が12枚つづりになっている。
商品券を一度に購入できる限度額は10万円までだが、使い切ってしまった場合は再度購入することができる。商品券の購入は村内外を問わず誰でも可能だが、使用できるのは村内の登録事業所となる。
1回の支払いで使用できるのは額面12万円まで。商品券や印紙、切手など、換金性の高いものは購入できないほか、公共料金や工事代金の支払いなどで使用することはできない。
取扱い事業所については、4月18日から5月8日にかけて村内の事業者から申し込みを受け付ける。4月17日には午後7時から村役場4階住民センターで事業者向けの説明会を開催し周知を図る。村として初の事業となるため手さぐりの部分もあるが、商品券取扱い事業所の数について村は「70店から80店ほどになるのでは」と予測している。
取扱い事業者には、ステッカーなど表示できるものを作製し配布。各店舗で掲示できるようにしていく。
商品券の販売場所は、清川村交流促進センター「清流の館」、宮ヶ瀬水の郷観光案内所、JAあつぎ清川支所の3カ所。地元の特産品を扱う清流の館や観光客が多く訪れる宮ヶ瀬水の郷地区の商店街などでも利用できるため、商品券は村外からの観光客にとってもメリットがある。
担当の村産業観光課では「初めての取組みですが、ぜひ多くの方に使っていただき、村の観光、商工振興につながれば」と話す。
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