愛川町郷土資料館(県立あいかわ公園内)で4月18日から5月6日まで、郷土出身の彫刻家・中村博直氏の彫刻展と昆虫写真展が開催されている。
県立あいかわ公園はたくさんの木々や花々が植栽され、これからがもっとも美しい時期。特に、約40種4万本のつつじは大型連休前後が見頃と予想され、来場者が増えると見込まれる。両企画展はこれに合わせて開催するもの。
期間中は、同館の企画展示室で中村博直氏の石膏像など15点を展示。エントランスホールでは町内で観察できる昆虫写真26点が展示される。
中村氏は女性を主題とした彫刻家として知られているが、仏像作品も多く残した。今年の展示では「十二神将珊底羅」「観音像」などが展示されるという。
入館無料だが、4月25日から5月6日まで県立あいかわ公園の駐車場が有料(普通車500円)となる。ただし、29日の「つつじまつり」開催日は無料。
また、5月12日からは「あいかわ公園の野鳥2015」が始まる。園内で観察された野鳥を約40枚の写真で紹介。実際に観察できる野鳥なので、見学後は木々や音に注意しながら園内散策も面白い。こちらの展示は6月11日まで。
各展示について詳しい問い合せは同館【電話】046・280・1050へ。
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