50年以上前に八菅神社の例大祭で叩かれ、伝承者が絶えていた「八菅太鼓」が7月18日、下谷八菅山地区の盆踊り大会で甦った。
八菅太鼓は、かつて八菅神社周辺の住民によって伝えられていた。時代の経過とともに伝承者が絶えていたが、太鼓経験者やまちづくりネットワーク愛川、愛川高校和太鼓部OBユニット「打縁」などが協力して復活に向け活動を続けていた。当時の録音テープや手書きの譜面を基に、試し打ちを重ねながら打縁のメンバーが精度を高めた楽譜を作成。地元自治会役員や氏子総代などにも聞いてもらい「合格点」を得たことで、地域へのお披露目を行うことになった。
盆踊り当日、会場の下谷八菅山児童館に集まった地域の住民が見守るなか、打縁メンバーが八菅太鼓を披露。子気味良い響きが会場に広がった。演奏が終わると歓声があがり、打縁メンバーはアンコールにこたえて再びバチを振るった。
まちづくりネットワーク愛川では、今後も八菅太鼓のPRを通して伝承のために活動していくという。
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