「ラスト1分、あなたはアメリカを感じる―」。宮ヶ瀬湖畔園地で8月15日(土)、第32回宮ヶ瀬ふるさとまつりが開催される。フィナーレの花火大会では、ニューヨークとのコラボ企画として、ラスト1分間にアメリカの最新機材を使った新感覚花火を披露する。
山の緑に包まれる宮ヶ瀬ダムに夜のとばりが下りた頃、漆黒の空と湖面を彩る花火大会は、宮ヶ瀬夏の風物詩として人気を集める。
毎年約2千発が打ち上げられるが、今年の目玉はラスト1分のニューヨークとのコラボ花火だ。
花火に使われるのは、アメリカニューヨークに本社を置く「コブラ・フィリング・システムズ社」の最新の花火コンピュータ点火システム。同社は60カ国以上の花火大会で機材が使用される世界的な企業。今回の宮ヶ瀬で使われるシステムは、日本では秋に販売が予定されている最新機材だ。点火のタイミングをこれまで以上に正確にコントロールでき、アメリカの花火独特の激しい連発や一斉点火が可能なことが特徴。
同社の日本代理店である(株)ネクストリビューション(相模原市緑区)北米地区輸入担当の川上孝行さんは「1発ずつ上がる日本伝統の花火と、アメリカの迫力ある連発を楽しんでいただけたら」と話す。
コラボ企画は今後も予定されている。宮ヶ瀬の一大イベント「クリスマスイルミネーション」でも、電球の色自体が変化する、世界で初となるイルミネーションが行われるという。
ステージイベントも
当日は、花火の前にも様々なイベントで楽しめる。午後1時からは、水の郷ステージでステージショー。午後4時からは、宮の平特設ステージ(水の郷大つり橋横・宮の平第1駐車場)で青龍太鼓演奏、歌謡ショーなどが行われる。
なお、会場近隣には有料駐車場と臨時駐車場が用意されるが台数に限りがある。交通渋滞も予想され、実行委員会では早めの来場を呼びかけている。詳細・問い合わせは実行委員会【電話】046・288・2888へ。
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