戦国時代の北条と武田の戦いにちなんだ「三増合戦まつり」が10月18日、愛川町の三増合戦場碑前で開かれた。穏やかな秋の晴天に恵まれたこの日、会場には多くの人が集まり、主催の実行委員会によると約5千人が参加した。
同祭は、合戦後400年が過ぎた時に慰霊碑が建立されたが慰霊祭が行われなかったため、地元有志らが企画して始まったもの。今年で16回を数える。
まつりは和太鼓の演奏で幕を開け、甲冑隊出陣式では騎馬と甲冑隊によるパレードが行われた。三献の儀や鉄砲隊演技など戦国絵巻を再現した演目が披露されると、来場者から大きな拍手があがった。
このほか会場内では、鮎の塩焼きや酒まんじゅう、野菜など地域の特産品や模擬店が並び、無料で振る舞われた陣中鍋には行列ができた。手づくり甲冑を着て写真撮影ができる特別コーナーや、木曽馬乗馬体験、大道芸などは親子連れから人気を集めた。
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