愛川町文化会館で2月5日、町立中学校3校の2年生による「愛川町十四歳立志式」が開かれた。生徒たちに将来への新たな決意を持ってもらうことなどが目的で、今年で48回目。
この「十四歳立志式」は、かつて武家の男子が14歳から15歳になると成人に達したことを示す「元服式」が行われていたことにちなみ始まった町の恒例行事。今という時間を「成人になるまでの準備期間」として、これからの生き方を考えるきっかけにしてほしいという思いが込められている。
この日は保護者や学校関係者らも出席し、生徒たちの思いに耳を傾けた。
式典冒頭、あいさつに立った小野澤豊町長は「おめでとうございます。大志を抱き成し遂げるために、体と精神力を鍛えることはとても大切。この町に自分の人生の根っこを持ち続け、真心を大切に、一日一日を頑張ってください」とエールを送った。
各学校ごとに行われた「わたしたちの誓い」では、生徒たちがステージに立ち、14歳の自分たちが抱く未来の理想や両親への感謝の気持ちなどを力強く語り、思いをのせた全員合唱が会場に響いた。
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