愛川町が、小学6年生と中学3年生を対象とした2015年度の全国学力・学習状況調査結果を公表した。小・中学生ともに、全教科で全国・県の平均正答率を下回った。
この調査は、昨年4月、町内の小学校6年生と中学3年生を対象に行った。教科は、国語と算数・数学のA(知識)、B(活用)、理科の3科目。学習意欲や生活習慣に関する質問形式の調査も行われた。
愛川町では全教科で全国・県の平均正答率を下回ったものの、2014年度に比べ、小学校では数学Bで、中学校では数学A以外で差が縮小している。
この結果から、調査結果の分析では「各校での様々な取組や学校間の連携を継続することで、さらなる学力の向上が期待できる」としている。
また、生活習慣についてでは、全国と比較して家庭学習の時間が「1時間以下」「全くやらない」の児童・生徒の割合が高く、「小学校においては低学年での無理なく取り組める時間設定から高学年での1時間程度、中学校においては1時間半程度の家庭学習習慣の確立に向けた取組」を推進していくという。
清川村は分析公表
清川村では、同調査の平均正答率は公表していないが、分析を公表している。
各教科の調査については、「主語と述語の照応関係」など課題をあげたうえで「教材・教具や指導方法の工夫と改善、そして継続的な取組を図っていくことが重要」としている。
生活習慣では、中学校で家庭学習へ肯定的に取組んでいるという回答率が全国・県を上回っており、「学校と家庭・地域との連携を大切にし、子どもたちのより良い成長と充実した学校教育の推進に向け取り組んでいきたい」としている。
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