愛川町議会が7月28日、愛川町半原にある「横須賀水道半原水源地跡地」の内部視察を行った。
これは、愛川町が今年度から取り組んでいる半原地域の観光拠点構想づくりにあわせて行われたもの。
視察では、横須賀市上下水道局の職員から説明を受けながら、通常は立ち入りができない水源地敷地内を歩いて見学した。現地の設備の状況や自然環境などを確認した議員らからは「外から見るのとは違って、中から見ると広さが感じられて想像力が働く」「スキューバダイビングの練習場にもできそう」「桜や芝生があって花見もできる」など様々な声があがっていた。
同水源地は、旧海軍の水道施設として大正10年から運用された。2007年に休止され、2015年に用途廃止された。広さは約4万平方メートルで、4基ある沈殿池は1基だけでテニスコート4面分の広さがあるという。イギリス製の量水器(ベンチュリーメーター)は大正時代のもので、同型が横須賀市の逸見浄水場にあり、逸見のベンチュリーメーターは建物とともに国の有形文化財になっている。
今年度町が進める構想づくりでは、同水源地が中心的な場所として、今後の利活用の方法に注目が集まっている。
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