愛川町の半原小学校で11月30日、全盲のピアニスト島筒英夫さんが講演と演奏を行った。
これは、人権週間にあわせて同校が行ったもの。1年生から6年生まで322人の全校児童が体育館に集まり、演奏に耳を傾けた。
島筒さんは、ショパンなどクラシックの名曲のほか、自身が作曲し、テレビドラマのモチーフにもなった「さよならぼくたちの幼稚園(保育園)」などを披露。児童たちは、全盲とは思えない島筒さんの弾くピアノの音色に聞き入っていた。
演奏の合間には児童から質問を受け、「目が見えないなかで、食事はどうやって食べているんですか」などの質問があがっていた。
また、講演後には島筒さんが教室で児童と給食を食べ、交流を深めた。
島筒さんは2歳の時に病気で失明。6歳でピアノを始め、1971年に武蔵野音楽大学ピアノ科に当時全盲としては初めて入学。卒業後から作曲活動を始め、コンサートなどを各地で開催している。
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