愛川町文化会館で2月3日、町立中学校の2年生による「愛川町十四歳立志式」が開かれた。14歳を節目として、生徒たちに将来に向け新たな決意を持ってもらうことなどを目的に始まり今年で49回目。
「十四歳立志式」は、かつて武家の男子が14歳から15歳になると成人に達したことを示す「元服式」が行われていたことにちなみ始まった町の恒例行事。今という時間を成人になるまでの準備期間として、これからの生き方を考えるきっかけにしてほしいという思いが込められている。
当日は町立中学校の2年生339人のほか、保護者や学校関係者らが出席し、生徒たちから発表される思いに耳を傾けた。
中学生たちは学校ごとにステージに登壇。「わたしたちの誓い」として「人の役に立つ仕事に就きたい」、「夢に向かって努力し続けたい」など、未来への決意や感謝の気持ちを披露したほか、思いをのせた全員合唱を発表した。
続く第2部では、自転車での世界一周を行ったサラリーマン冒険家の坂本達さんが講演。「夢を諦めずに挑戦してほしい」とエールを送った。
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