2月12日に「第71回市町村対抗かながわ駅伝競走大会」が開催され、愛川町チームは2時間49秒7秒でフィニッシュ。総合13位と健闘し、4年ぶり7回目となる町村の部優勝を飾った。
かながわ駅伝は、県内の市町村ごとに選抜された7人の選手が秦野市カルチャーパークから相模湖までの51・5Kmをタスキでつないでいく。今年は19市11町の計30チームが出場した。
各チームの選手編成は、男子5人、中学男子1人、女子1人。第1区の中学生男子と第4区の女子選手以外は高校生以上の男子選手とされており、高校生、大学生、社会人がその区別なく、同じ区間を走ることもあるのがこの駅伝の特徴だ。
愛川町からは、平賀丈一郎選手(第1区・愛川中)、吉川敦史選手(第2区・山梨学院高)、中武泰希選手(第3区・向上高)、矢島羽理選手(第4区・愛川中)、生方勇気選手(第5区、相州健児)、苅田広野選手(第6区・拓殖大)、浜田純選手(第7区・愛甲郡陸協)が出場した。
午前9時。晴天に恵まれ、選手たちは一斉にスタートを切る。
愛川町は第1区で26位とやや出遅れるが、第2区で20位、第3区で18位、第4区で17位と、堅調な走りで徐々に総合順位をあげていった。
第5区の段階で総合順位は16位。町村の部で前を行くのは、昨年の覇者である二宮町のみ。1分22秒差で、愛川町内を走る第6区へ。
最長区間でもあるこの勝負所を走るのは、今年の箱根駅伝に出場し、町一周駅伝でも圧巻の走りで細野区の連覇に貢献した苅田選手。大きなロードレースの大会に向けハードな練習を重ねている間の大会だったため、万全の体調ではなかったというが、アップダウンも激しい10・7Kmを33分44秒で走破。30チーム中で区間2位という記録でタスキを最終の第7区、浜田選手に繋いだ。
2013年に愛川町が町村の部で優勝した時も、第7区を走ったのは浜田選手だった。あの時の感触を呼び起こしながら、ついに最終区で二宮町を抜き、総合13位、4年ぶりの町村の部優勝を決めた。
井上善一監督は「選手一人ひとりが頑張って、一歩一歩順位を上げていってくれた。気負わず、リラックスして本番に臨めたのもよかったのでは。優勝してくれて、選手たちに感謝しています」と話した。
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