清川村と(株)クリエイトエス・ディーが「連携と協力に関する包括協定」を締結し3月23日、清川村保健福祉センターやまびこ館で協定締結式が行われた。
清川村では、昨年10月に村唯一のコンビニエンスストアが閉店。村では生活環境向上を目指し、民間事業者との協力を模索していた。これに横浜市に本社を置く同社がこたえ、出店が決まった。
包括協定では、店舗の出店・運営に関することのほか、同社の持つノウハウを活用し、少子化対策や高齢者・障がい者支援、健康増進、地域防災などについても連携・協力を図る。契約期間は20年。
同社が自治体と連携した出店は南足柄市に続き2例目で、清川村の店舗は薬剤や化粧品以外に生鮮食品なども販売する新業態となる予定だ。同社によると、県内で既に展開している同形態の店舗は、利用者からの評価も高いという。
今後は、村が購入した用地に店舗を建設し、同社に貸し出す。7月には本体工事を開始し、来年3月の開業を予定している。
同社の廣瀬泰三代表取締役社長は「地域の皆様の声にあわせた店づくりを通して、末永く愛していただける店舗を作りたい。人口は少ないが、競合店舗がなく、繰り返しご利用いただけることでぎりぎり採算ラインに乗るのでは」と話す。
大矢明夫村長は「村の魅力創出で課題だった商業施設が実現する。利便性向上で買い物弱者の支援や地域活性化にもつながる」と話した。
愛川・清川版のローカルニュース最新6件
|
|
「何が必要か」を常に模索5月1日 |
穏やかな時代を共に5月1日 |
|
2019あいかわチャリティーゴルフ5月1日 |