かつて愛川町半原に拠点を置き、多くの寺社を手掛け、江戸城の修復にも携わった「半原宮大工」を知る講座が4月22日、半原公民館で開催された。
この講座は、同館自主事業として企画されたもの。この日は町民ら約20人が参加した。
半原宮大工「矢内匠家」14代ひ孫弟子である鈴木光雄さんが講師となり、半原宮大工の手掛けた仕事などについて語った。
鈴木さんは「江戸時代は江戸城の図面を描くことが御法度だった。優秀な大工は建物を見ただけで図面を引くことができる。図面を書く部屋は極秘で、奥さんでも入ることが許されなかった」など、当時の職人の仕事風景なども紹介した。
また、会場には矢内匠家に伝わる設計図などが展示され、参加者らは熱心に見学していた。
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