愛川町が7月3日から、運転免許証を自主返納した高齢者を支援するための制度を開始した。初日には7人が申請を行った。
支援内容は、神奈川中央交通の路線バスが1乗車あたり現金100円で利用できる「かなちゃん手形」の1年券購入助成券と、町内循環バス無料乗車券50回分。対象は町内在住で、所有する全ての運転免許を2017年4月1日以降に自主返納した75歳以上の人。
手続き方法は、厚木警察署または二俣川の運転免許試験場で運転免許証を自主返納し「申請による運転免許の取消通知書」と「無効確認を受けた運転免許証」を受け取り、この書類と本人確認書類(健康保険証など)、印鑑を持参のうえ、返納した日から3カ月以内に高齢介護課で申請する。
申請第1号となった佐川久雄さん(愛川町半原・74歳)は、2年ほど前まではよく車を運転していたが、交通安全のことを考え今年5月に免許を返納。「運転はできなくなりましたが、かなちゃん手形や乗車券を使い、バスに乗っていろいろな所へ出かけたいと思います」と話した。町では、過去の自主返納数などを踏まえ、本年度中に20件の助成を見込んでいる。
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