今年5月に発足した県立愛川高校の自衛消防組織「愛川高校ファイヤーガードクラブ」が7月24日、発足から第1回目となる訓練を行った。
同校の体育館前で行われた訓練では、クラブのメンバー28人が参加した。町消防本部消防課の職員が講師を務め、「消火器のホースは先端部分を持とう」「風向きなども考慮しながら、5mくらいまで接近して使用する。炎全体に向かって放水するのではなく、火元を狙うことがポイント」など、消火器の基礎知識や使用方法を指導した。この日の訓練では消火剤ではなく、水が入った訓練用の消火器を使用して、メンバーたちが的に向かって放水する訓練を行った。
訓練を終え、リーダーの栁川佑人君(3年)は「自分はこれまでに何回か消火器の訓練をしたことがありましたが、生徒のなかには消火器を使ったことがない人もいると思うので、全校生徒に使い方を伝えることが大事だと思いました」と感想を話した。
自主消防組織は数あるなか、高校生による自主消防組織は全国的にも珍しい取り組み。今後は11月に屋内消火栓、2月にはAEDをテーマにした訓練を実施する予定だという。
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