愛川町の田代運動公園野球場で8月下旬から、愛川町出身のアスリートたちの記念品を展示している。愛川町教育委員会が企画したもので、国内や海外で活躍した選手たちの貴重な思い出の品を見ることができる。
この展示のテーマは「愛川町から世界へ!!〜夢と希望を〜」。2014年のソチオリンピックでアイススケート・ショートトラックに出場した坂下里士選手(トヨタ自動車)のスケート靴や、プロ野球球団・東京ヤクルトスワローズの投手として活躍する村中恭兵選手のユニフォーム、大洋ホエールズで活躍した高木由一選手のユニフォームをはじめ、甲子園に出場した球児たちの貴重な記念品も展示している。
2011年に甲子園を制した日本大学第三高校の菅沼賢一選手の優勝メダルや記念球、2015年に甲子園ベスト8となった花咲徳栄高校の鎌倉知也選手のユニフォーム、2016年選抜大会に出場した東海大甲府高校の佐藤勇希哉選手のユニフォームなど、写真とともに多数紹介している。
展示は球場事務所前に常設されており、自由に見学できる。時間は午前9時から午後5時15分で、火曜日と祝祭日の翌日は休館。
町教育委員会スポーツ・文化振興課では、今後展示内容の入れ替えも予定しているという。同課では「貴重な品々をご提供いただき、選手の皆様には心から感謝しています。愛川町から活躍している選手たちを誇りに感じていただくとともに、少年少女の皆様に夢や希望を持っていただけたら」と話す。
展示について詳しくは同課【電話】046・285・6958へ。