小野澤豊愛川町長が9月20日、100歳の誕生日を迎えた重本りんさん(中津)へ、お祝いの花束や直筆の色紙などを贈った。
重本さんは大正6年に東京都で生まれた。関東大震災で被災するなど、若い頃は各地を転々として苦労することも多かったが、60歳の時に川崎市から愛川町へ転入した後は、町でのんびり落ち着いて暮らしている。
現在は田代の愛和の里に入所しているが、読書が好きで、時代小説などを読むのが楽しみだという。
お祝いの品を受け取った重本さんは、「うれしいです。ありがとうございます」と話した。
また、9月25日には、100歳の誕生日を迎えた中丸タカさん(田代)へ、小野澤町長がお祝いの花束や直筆の色紙などを贈った。
中丸さんは大正6年に東京都町田市で生まれた。手先が器用で、和裁の指導や着物を縫う仕事をしていた。今でも手芸は大好きで、「きめこみ」と呼ばれるパッチワークの作品を作り、お祝いのお返しとしてプレゼントする。また、自宅の身の回りのことは自分でするなど元気で、小野澤町長の訪問時には、自分で作った手芸作品を楽しそうに紹介していた。
100歳長寿祝いは、長年にわたり社会の進展に寄与してきた高齢者に敬愛の意を表し、その長寿を祝うために、町内在住の満100歳の人に祝品として町長直筆の色紙と祝金、花束を贈るもの。
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