愛川・清川版 掲載号:2017年10月20日号
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愛川町吟詠連盟の会長を務める井上 幾雄さん愛川町半原在住 86歳

健康の秘訣は「声」にあり

 ○…町内の詩吟愛好家約40人が集う愛川町吟詠連盟。詩吟の魅力を一人でも多くの人に知ってもらおうと、昨年から春と秋に詩吟教室を始めた。「難しい詩もありますが、難しさのなかに良さがある。まずはやってみてほしいですね」とにこやか。毎年恒例のふるさとまつりでの発表では、初めての人でもわかりやすいように詩の解説を導入するなど、詩吟の魅力を発信し続ける。

 ○…生まれは津久井。就職を機に愛川へ移り住み、印刷関連の仕事を長く務めた。「もともと歌が好きだった」というが、詩吟との出会いは40代の頃。知人から声を掛けられて参加した詩吟の会がきっかけだった。「人情味のある歌や時代を感じる歌…。色々な詩があり、気持ちを込めるほど『良い歌だね』と感じてもらえる。一度で好きになっちゃった」。魅力を知って以来、40年以上の付き合いだ。

 ○…「自分の今日の体調は、朝の声ですぐわかる」とうなずく。日課の散歩では、半原の山並みを眺めながら詩を吟じて30分、たっぷり歩く。「お、今日は良い声がでるな、と思うと、その日はやっぱり調子がいい。それに、普段から声を出すことが健康につながる」。声は健康の「物差し」であり、かけがえのない元気の源。連盟のメンバーにも、「普段から声を出そう」と指導する。「最高齢の人は95歳だけれど、良い声を出すから元気だよ」と満面の笑み。連盟の舵取り役は今年で12年目。「副会長をはじめ、若い人たちは基本がしっかりできているから教えるのも上手い。新しい時代にあわせて、詩吟も受け継がれていってほしいね」と柔和に目を細める。

 ○…夫人との間に1男1女に恵まれた。半原での暮らしが長く、地区老人会やPTAなどでも会長や役員を務めた。「人との交流が増えると大変なことも増えるけれど、人は一人じゃ生きられない。『皆さんのおかげ』を忘れずに、助け合わなきゃね」とニコリ。

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