清川村煤ヶ谷にあるNPO法人「結の樹よってけし」。近隣の人が気軽に集える地域サロンとして2014年に開所し、各種の講座・教室や美容院など、活動の幅が広がっている。そのなかで、開所した当初から続く活動の柱の一つが「お弁当づくり」事業だ。
ベテラン主婦のスタッフを中心に、地元産野菜を使うのがこだわり。老人会や婦人会など地域の集まりだけでなく、一人暮らしの高齢者などへの宅配も行っており、地域交流や見守り活動にもつながっている。
「子どもたちに、体に良いお弁当を食べさせたい」と、町田市にある女子軟式野球チーム「町田オリオールズレディース」から初めて声がかかったのが昨年の3月。毎年5月に愛川町で行っている合宿で、部員のお弁当の依頼だった。今年も3月に依頼があり、5月3日に手作りのお弁当約50個を届けた。
食べ盛りの子どもたち。運動することも考えて、カロリーは少し高めに設定。それでも清川の野菜をふんだんに使い、健康に留意したメニューに。竹の子の混ぜご飯おにぎりも加え、7人のスタッフが約4時間かけて作り上げた。「ブログをきっかけに、声をかけていただいた。今年も依頼がもらえたのはとても嬉しい」と岩澤克美理事長は顔をほころばせる。
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