10月24日に愛川町議会臨時会が開催され、小島総一郎議長が再任した。新たな任期の2年間に向け、さらなる議会改革への意欲を語った。
「これまでの2年間で議会基本条例の見直しなどに着手してきましたが、まだまだできなかったこともある。内部改革も強化していきたい」と言葉に熱がこもる。町民に向けた情報発信の強化として、10月の臨時会で条例を改正して新たに「広報広聴常任委員会」を設置した。議会だよりの編集や議会報告会、意見交換会などにこれまで以上に力を注ぎ、「もっと開かれた議会、愛される議会」を目指す。
議会のさらなる改革では、議会改革検討委員会の立ち上げを視野に入れる。「先の衆議院選挙など、突然の事態にも議会が迅速に対応できるように、厚木市や相模原市で導入されている通年議会制度なども選択肢になると思う。色々な声を聞いて検討していきたい」と話す。
さらに、時代に合わせた変化として、「議会のペーパーレス化」も挙げる。
紙の省資源化や印刷コストの削減で注目されるペーパーレス化は、県内でも寒川町などが取り組んでいる。各議員へのタブレット配布など初期投資は必要だが、以降のコスト削減ではメリットも大きい。「まだまだできることがある。積極的に試行錯誤しながら、議会改革を進めていきたい」と話す。
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