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2010年8月 6日号
三浦市初声町在住の常石隆志さん(19歳・右写真)が先月25日、アマチュア囲碁の最高峰のひとつ「朝日アマ囲碁名人戦」で防衛を果たし、最年少記録で制した昨年に続いて王座に就いた。今月に控える「本因坊戦」でも優勝候補の筆頭に。全国の囲碁ファンの注目を一身に浴びている。
アマ名人の常石さんは現在、囲碁指導員をしながらプロを目指している。囲碁に触れたのは小学5年生の頃。当時の人気アニメ「ヒカルの碁」を見て興味を持ち、地元で子ども向けの教室を開いていた中山弘さんの門を叩いた。「最初から石の置き方がほかの子とは違った。構想力・大局観に天賦の才を感じた」と中山さんは振り返る。大抵の子が対局を重ねながら、伸ばしていく能力を最初から身に付けていたのだ。集中力もケタ外れ。「囲碁に夢中になると大げさでなく、寝食を忘れてしまうほど」と母親は話した。
常石君に続け−
中山さんは現在も地域の子どもらに囲碁を指導している。「神奈川は囲碁王国。その中で三浦半島は出遅れ気味。第二の常石をここから輩出したい」と中山さん。
また、囲碁は考える力を養うのに最適という。「囲碁を習う子は理数教科の成績がメキメキと上達する。脳の活性にこれほど適したゲームはない」。