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横須賀

最新号:2012年2月 3日号

谷内六郎氏遺族

横須賀市を提訴

作品返還と謝罪など求め
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2010年8月 6日号

 画家の谷内六郎氏の遺族が、横須賀市に寄贈し横須賀美術館に保管・展示されている同氏の作品を返還するよう市に求めている問題で、遺族側は7月26日、作品の返却や市広報での謝罪などを求め、横浜地裁に提訴した。同日付の谷内氏の公式ウェブサイトで発表した。

 遺族は平成10年、谷内氏が描いた『週刊新潮』の表紙絵など、作品約5000点を横須賀市に寄贈した。これに際し、市は作品の保存管理などを助言する専門委員(のちのアドバイザー)として遺族に委嘱し、その報酬を月額22万8700円などとする「覚書」を遺族と交わした。委嘱は1年ごとの更新で最長で25年。市は今年3月までに、約3000万円の報酬を支払ってきた。

 吉田雄人市長は昨年の就任以降、市の財政状況が厳しいことを理由に、同報酬を予算計上しない考えを明らかにしていた。この予算案は市議会も通過。その結果、今年4月以降は委嘱が更新されず、遺族への報酬が打ち切られた。これを受け遺族は今年5月、市に対し、寄贈した作品の返還などを求める通知をしていた。6月に市長と面会するも、進展は無かった。

 遺族側はホームページ上で「具体的な主張については、法廷の場において明らかにする」とコメント。一方、この件に関して、今月3日時点では、吉田市長からの公式発表はされていない。
 

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