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最新号:2012年2月 3日号
2010年8月27日号
ベトナム戦争の帰還兵で溢れていた60年代のドブ板通りの風俗を版画で表現した個展が、市内平作のカスヤの森現代美術館で開かれている。今月29日(日)まで。桜が丘在住の版画家、杉山一夫さん(=人物風土記で紹介)が手掛けた作品群を観賞できる。
杉山さんは西逸見町出身。36年前から版画家としての活動をスタートさせ、幼少期の記憶を辿りながら隆盛を極めた色町の風景を「ヨコスカ・ドブ板シリーズ」と名づけて連作してきた。13年前に本執筆に専念するため版画家としての活動を休止していたが、終戦65年の節目となる今年、再開。かつての作品を再構築して発表している。
軍都しての発展は圧倒的な数の風俗店の誕生と表裏一帯。会場では1960年の横須賀ベイサイド周辺域の明細地図に、作品ごとの解説文も展示。往時の熱気をありのままに伝えている。10月16日(土)からは若松町のギャラリーカフェ「珈琲時代」で同様テーマの新作も展示。