追悼の光 海上に 三笠公園で灯籠流し
夏の風物詩「灯籠流し」が今月16日、三笠公園で開催された。これは、市民グループの「横須賀流灯会」が毎年行っている盆送りの恒例行事。
今年は、先祖の供養や戦没者の慰霊だけではなく、東日本大震災の犠牲者を追悼する意味合いも込められ、会場では義援金の募金も行われた。
この日の日没後、ろうそくをともした約1300基の紙灯籠が、東部漁協の協力のもと数隻の漁船から流された。ほのかな灯りがゆらゆらと海上に漂い、家族連れを中心とした多くの来場者は、ゆっくりと流れる灯籠を同公園や記念艦三笠の甲板などから静かに眺めていた。
この灯籠流しに毎年訪れているという小泉進次郎衆議院議員は、「(震災を受けて)今年は特別な想いだった。三笠艦が大きな灯籠となって、東北までお悔やみを届けてくれるのではという想いで読経を聞かせていただいた」などとあいさつした。
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