伝説・神話の時間旅行 スカミュー夏公演、地域のエピソード随所に
市民劇団「よこすか市民ミュージカル」(通称=スカミュー)による舞台「ナミとチャル〜日本の国創りは走水から始まった!?〜」が今週末の20日(土)・21日(日)に行われる。毎年夏の恒例で昨年の公演には2日間で2000人の観衆を集めた。今回も公募で集まった男女約40人がキャストとして出演、舞台上を所狭しと駆け回る。
物語は観音崎や走水神社にまつわる大蛇や河童の伝説に、弟橘媛(おとたちばなひめ)の神話といった地域のエピソードを随所に散りばめた完全オリジナル。主人公のナミと猿島伝説の白い猿の息子チャルが時空を越えた旅に出る、笑いあり涙ありの見応えある一作。演出と脚本を横田和弘さん(劇団河童座座長)、音楽をFMブルー湘南のパーソナリティでシンガーソングライターの鈴木初音さんが手掛けている。
09年の公演から舞台製作には、まちづくり運動を手掛ける横須賀青年会議所も参画。舞台芸術を地域に広める活動を展開している。
ナミ役を演じる内田舞花さん(横須賀総合高校2年)は「前作よりもさらにパワーアップした舞台を楽しんでください」と話している。
会場は横須賀市文化会館大ホール。開演時間は20日が午後1時と5時、21日は午後1時となっている。観賞チケットは全席自由で当日一般2000円、高校生以下1000円。問合わせはよこすか市民ミュージカル事務局(横須賀青年会議所事務局内)【電話】046・824・1061まで。
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