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横須賀版 公開:2011年8月26日 エリアトップへ

「全員野球」で県の舞台へ 横須賀ジャガーズ、浜銀カップ初出場

公開:2011年8月26日

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練習に明け暮れ日焼した選手たち
練習に明け暮れ日焼した選手たち

 横須賀ジャガーズには、主に大津、馬堀、浦賀地区在住の幼稚園児と小学生の総勢32人が現在所属している。浜銀カップに出場するAチームは、小学校高学年を中心に編成されている。

 チームの特徴について三浦崇監督は、「全員野球」を第一に掲げる。横須賀市少年野球大会(今月6日〜8日・横須賀スタジアムほか)では、決勝戦でキャプテンの佐藤優斗君(大津小6年)が完封勝利を収めるなど選手個々の能力は高いが、それ以上にチームプレーの大切さを指導しているという。「(投手も)連戦になるともたないので、たった1人で投げているわけではありません。攻撃では、皆がホームランバッターではないため、つなぐ野球を大事にしています」と強調する。

 チームのもう一つの特徴が豊富な練習量。土、日、祝日を練習日に、選手は元気に白球を追いかけている。

 県大会の1週間前。チームを訪ねると、選手は特別緊張した様子は見せず、「普段通りの練習」(三浦監督)に励んでいた。ダイヤモンドの4つの塁に分かれて送球を繰り返すボール回しでは、始める前に監督が「エラーしたら負けだと思え」とプレッシャーをかける場面もあった。一つ一つの練習の意味や目的を選手が理解した上で、「練習は裏切らない」ことを掲げている。そうしたジャガーズならではの野球も、市内22の小学生チームの頂点に導いた原動力のようだ。今年は、同市大会のほかにも、黒川杯で優勝するなど、着実に実力を伸ばしている。

 佐藤君は抜群のコントロールを武器に、「打たせてとるピッチング」を得意とする。キャプテンとして率先して声を出してチームを鼓舞し、「一丸となって戦い、まずは一勝を目指します」と県大会の抱負を語る。

 大会は明日から、横浜薬大スタジアムほか県内各球場で開催される。

 市内の学童軟式野球チーム「横須賀ジャガーズ」(Aチーム)が、明日27日から開催される「2011横浜銀行カップ神奈川県学童軟式野球選手権大会」に初出場する。同チームは今月初めに行われた「第58回横須賀市少年野球大会」の小学生の部で優勝を果たし、今回横須賀代表として選抜された。県内の強豪チームと熱戦を繰り広げる。
 

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