本日うみかぜ公園で開催の「Save the Beach in 横須賀」大会会長 鈴木 孝博さん 久里浜在住 45歳
横須賀の賑わいは”人”にあり
○…ビーチバレーを通して、国内外で海浜環境の保全を呼びかける活動「Save the Beach」に賛同し、本日開催される横須賀でのイベント発起人として奔走する。「横須賀でもできたら」という一声から、具体的に企画が走り出したのは今年5月。人が集い、感じ、学び、元気になる。これがキーワードだ。
○…このイベントには多くの側面がある。もちろん、砂浜の減少など身近な環境を知り、守る取り組みを学ぶこと―は大きなテーマだ。そして、イベントの構想を練ろうとしていた時に起こった東日本大震災。「チャリティーという形ででも」と強く思った。明るいイベントで、地域を元気にしたい。人や物、想いを動かすことが、街に活気を取り戻す手段と確信しているからだ。また、主催団体として名を連ねるのは、横須賀青年会議所・横須賀商工会議所青年部・横須賀青年八日会といった明日を担う若手経営者たち。各々の事業がある中で趣旨に賛同し、協力体制を築いてくれた。しなやかなフットワークと温厚な人柄も「動かす力」に一役買っている。
○…久里浜で生まれ育った生粋の「横須賀人」。29歳で伯父から譲り受けた会社((株)ヤチヨ)では、食品卸業のほかコーヒー店のFC経営なども手がけ、年間の1/3は市外を飛び回る。客観的に横須賀を見る機会も増えた。「地方の40万人都市はもっと疲弊している。横須賀にはまだ可能性があるはず」。市の”カレー戦略”もそのひとつ。海軍カレー本舗に出資・出店し、アンテナショップとして発信し続ける。数々のカレー商品も「何かやっていないと飽きられる」という危機感から。要はきっかけづくりだと話す。
○…「横須賀の雑踏や人混みが好きなんですよ」。中央駅前の賑わい創出など、進行中の計画に思いを巡らせる日々。「ひとりの力の結集が大きな力に変わる」―仕事もイベントも、まちづくりも同じだ。
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