明日10月1日に開幕する第66回国民体育大会「おいでませ!山口国体」の壮行会が今月26日、よこすか平安閣で開かれ、横須賀市から出場する選手・監督が健闘を誓った(横須賀市・市教育委員会・市体育協会の主催)。会場では、選手一人ひとりが壇上で力強く目標や抱負を述べ、「横須賀をアピールしたい」などと決意表明した。
「つわものぞろい」
山口国体には横須賀市から20競技、総勢54人の選手・監督が神奈川県代表として出場する。この日の壮行会で冒頭、選手団が列をつくり入場すると、集まった来賓から惜しみない拍手が送られた。
壇上に整列した選手団に吉田雄人市長は、「日ごろの練習の成果を十分に発揮して、横須賀の名を全国に轟かせて頂きたい。皆さんの中から、来年のオリンピックで活躍する選手が誕生することを期待しています」と激励。
続けて、竹内英明横須賀市体育協会会長は、「つわものぞろいの壮行会になりました」と選手らにエールを送り、「震災の影響などで、世の中下を向くことが多くなりましたが、スポーツは多くの人を元気にできます。横須賀の元気を山口に持っていって、思う存分暴れてきてください」と述べた。
2年連続出場も
その後、20の競技ごとに、出場する選手・監督らが再び登壇し、マイクを片手に国体にかける意気込みを語った。
団体戦となる柔道では、神明中時代に全国大会で準優勝した経験もある後藤隆太郎さん(慶応義塾高)が少年男子で出場する。一方、少年女子は、先鋒から大将まで、渡邉貴子さん(横須賀学院高)、西村美咲さん(三浦学苑)、村上愛さん(横須賀学院高)の横須賀勢で挑む。
ソフトテニスでは、宍戸俊太朗さん(美装)が成年男子で出場。前回の千葉国体では、神奈川県が29年ぶりの優勝を果たしたこともあり、宍戸さんは「2連覇を果たしたい」と力強く述べた。
軟式野球は、2年連続で湘南信用金庫野球部が出場する。横須賀市からは7人が選出されている。持ち前のチームワークを発揮し、全力プレーで優勝を狙う。
このほか、レスリング、カヌー、ボウリング、なぎなたなど、個人から団体まで各競技の選手・監督が健闘を誓った。一人ひとりが「精一杯プレーします」と堂々とした様子で語っていた。
大会は10月11日まで。37の正式競技を18市町(一部県外開催含む)、公開競技(高等学校硬式・軟式野球)を2市の各会場で実施する。横須賀勢として、山口の地で全国の強豪としのぎを削る。
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