観音崎公園 "泥団子投げ"で緑化 遊び感覚で保全活動
観音崎自然博物館では、来月3日(土)に「花いっぱいの海辺づくり たね団子投げ大会」と題した催しを開く。海辺の厳しい環境に強いイソギク・アシタバ・ツワブキ・ハマボッスなど、海岸植物の種を混ぜた土で
作った団子を壁面に投げつける-という一風変わった企画。
投げ込みを行うのは、神奈川県の護岸整備事業で舗装が進んでいる同館下の遊歩道沿いの斜面。昨年9月、工事の一環として、種の吹き付け作業が実施された場所だ。しかし、その数日後に上陸した大型の台風の激しい暴風雨と高波により、種は芽吹く前に土と共に流出。現在も崖肌が剥き出しのままとなっており、同館は緑化活動イベントとして主催する。
以前も園内で同様の企画が行われ、「面白い」と好評だったが「肌で自然と触れ合える機会をもっと増やしたい」との強い思いで、今回から参加者が泥団子を作れるよう工夫されている。イベント担当者は「まずは童心に返った気分で土の感触を楽しんでもらい、自然への関心を高めるきっかけにして欲しい」と話す。
集合は園内たたら浜木道広場。午前10時〜正午まで。雨天時は翌4日(日)に順延。参加無料。定員は先着100名で電話にて事前申込(当日受付も可能)。参加賞あり。申込み・問合せは同博物館【電話】046・841・1533まで。
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