百寿の2人 地域が祝福
光風台地区の年配者の集まり「光寿会」では今月18日、100歳を迎えた地域のお年寄り2人の長寿を祝う誕生会が開かれた。
杖など使わずしっかりと自身の足で歩いてやってきた橋本敏彦さん(=写真左)は、外出が好きで周囲が驚くほど活動的だ。3年前には息子2人とイタリアへ旅行に出掛けたとの逸話を持っている。もう1人の根本文平さん(=写真右)は、趣味で始めたゲートボールを97歳まで楽しんだ。そこで培った丈夫な体が自慢で、当日出されたお寿司などもぺろりとたいらげてしまった。お互いに賑やかなことを好み、100歳を迎えた今も地域の人とのコミュニケーションが日課。定期的な集会にも顔を出し、何気ない会話をするのが楽しみだ。
長寿の秘訣を尋ねると「好き嫌いなく何でも美味しく食べること」と2人は声を揃える。お酒もたばこも嗜まず、健康的な生活が溌剌と年を重ねるコツなのだ。同会の会長を務める安西さん(=写真中央)は「元気な2人の先輩方を見て、後に続けと気力をみなぎらせている。地域も明るく活気が出る」と語る。
なお、昨年9月1日現在の市の統計では、100歳以上の高齢者は147人。
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