「AED実習」全県立高の授業で 公明党神奈川県議会議員 亀井たかつぐ
平成24年2月22日、神奈川県議会第一回定例会において、一般質問を行いました。内容の一部を紹介いたします。
AED(自動体外式除細動器)は、突然に心停止を起こした人を、その場に居合わせた人たちで助けることができるようにした救命機器です。県立高校の中には、既にAED実習を授業に取り入れているところもあるようですが、学校によって対応にばらつきがあります。
AEDを、多くの人が確実に操作できるようにするため、「AED実習」を全ての県立高校の保健体育の授業に取り入れること、そして、市町村教育委員会に対しても、全ての中学校での授業にAED実習を取り入れるよう協力を求めていくことを、教育長に訴えかけました。
教育長は、「学校内の事故や災害等で心肺停止状態の人に遭遇したとき、教職員はもとより、全ての生徒が迅速・適切にAEDを取り扱うことができるよう、繰り返し実習する機会を設けることが重要」との見解を示した上で、県教育委員会として、「地域の消防署等に一層のご協力をいただき、教職員向けの研修を充実するとともに、全ての県立高等学校の保健体育の授業の中で、生徒へのAED実習を行う」と答弁しました。また、中学校でも、AEDの実習を取り入れた授業等を積極的に行うよう、市町村教育委員会に対し働きかけることを約束しました。
広域自治体としての取り組みは、全国的にも珍しく、質問の翌日に読売新聞など多くのメディアに取り上げられたほか、3月14日には、NHK首都圏ニュースでも放映されました。
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