潮風にそよぐ白い花 天神島でハマユウ見頃
県の天然記念物に指定されているハマユウ(ハマオモト)が天神島臨海自然教育園(佐島3の7の3)内で見頃を迎えている。南方系海浜植物でヒガンバナ科。日当たりがよく温暖な海に近い場所を好むが、この地が日本国内における自然分布の北限地とされており、横須賀市の花にも指定されている。
同園で管理をしている馬場正さんによると「園内には300から400株のハマユウが群生しています。暑さを好み段階的に開花するので、7月中旬から8月にかけて最盛期を迎え、秋口まで長く楽しむことができます」とのこと。先月の台風4号の影響で、園内の多くの植物が潮風による被害を受けたが、ハマユウは潮風に強く塩害をほとんど受けなかったようだ。
港南台からハマユウ見物に来たという鈴木さん夫婦は「海を背景にしたハマユウの姿が楽しみで3〜4年通っている。今年が一番綺麗に見える」と笑顔で話した。
同園の開園時間は午前9時から午後5時(10月から3月は午後4時半)まで。休園は毎週月曜日(祝日の場合は翌日)と年末年始。入園料は無料。
問合せは同園ビジターセンター【電話】046・856・0717まで。
|
「ピンクリボン」チャリティー講演会4月23日 |
|
|
|
|
|
<PR>