「隠し玉」で作家デビュー 市内在住の篠原昌裕さん
市内在住の篠原昌裕さんがこのほど、ミステリー小説の新人賞 第10回「このミステリーがすごい!」大賞(宝島社主催)の編集部推薦枠「隠し玉」に選ばれ、『保健室の先生は迷探偵!?』(宝島社文庫)で作家デビューを果たした。
「このミス」では、大賞のほかに編集部の推薦でデビューの機会を与える「隠し玉」の枠がある。篠原さんの作品も、一次選考通過後、物語性が編集者の目に留まり、改稿を重ね出版に至った。最終選考に残らなかったにも関わらず出版されたのは篠原さんが初めてで、「どうしようもなく運が良かったです」と振り返る。
舞台はとある私立高校。教師の惨殺死体が描かれた「殺人画」が飾られ、保健室の先生と美術教師が「殺人画家」を探し出す。ミステリーに恋愛も加わったエンタテインメント小説。
将来的には横須賀の物語を書きたいと考えている篠原さん。「伝説のスカジャンを探す物語もいいですね」
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