横須賀九条の会前代表 岸氏が市長選に出馬表明
任期満了に伴う横須賀市長選(6月30日投開票)に、市民団体「横須賀市民九条の会」前代表で園芸業の岸牧子氏(56)が25日、無所属で立候補する意向を明らかにした。22日に発足した「『幸せ度No.1のよこすか』をみんなでつくる会」が擁立した。
この日、岸氏は市役所内で会見し「このまちで安心して暮らし、子育てをすることを考えた時に避けて通れないのが、基地、原子力空母、核燃料工場のこと」だと述べ、米軍基地と空母の撤退を国や米軍に求める市長が必要だと持論を展開した。これらについては、すでに出馬表明している現職の吉田雄人氏と前副市長の広川聡美氏には違いが無いとした。このほか、人口減少が横須賀の深刻な問題だとし、中学校給食が実施されていないことや小児医療費無料の対象年齢など、横須賀市の子育て政策は他都市よりも遅れているとの考えを示した。
岸氏は、市民グループ「ヨコスカをよくする会」にも所属している。今後は「よくする会」の政策も反映させながら、「つくる会」の政策集をまとめる考え。各地でミニ集会を実施しながら知名度を高めたいという。
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