佐原 市内初の公式サッカー場 横須賀リーフスタジアム
市内佐原(2丁目2の10)にこのほど完成した人工芝サッカー場の供用が今月15日から開始された。14日のオープニング式典には、吉田雄人市長をはじめ横須賀ゆかりのサッカー選手として奥寺康彦氏(日本人初のプロ選手)、寺田周平氏(元日本代表)らが参加。こけら落としイベントとして、ホームタウンチームの横浜F・マリノスによるサッカー教室なども行われた。
日産自動車の工場跡地に建設されたスタジアムは、スポーツの交流拠点として整備された「佐原2丁目公園」のメイン施設となる。名称は「横須賀リーフスタジアム」で、土地の寄附を受けた日産自動車の追浜工場で電気自動車「リーフ」が生産されていることなどにちなんで命名された。
コートは105m×68mの公式サイズで夜間照明も完備。高校サッカーの県予選クラスの公式戦を行うことができる。248人を収容できる観覧スタンドも用意した。公園と周辺道路の整備を合わせた総工費は13億4100万円。このうち防衛省から約7億円の補助を受けている。
式典の挨拶で吉田市長は「積極的に活用していただくことで生きた施設としてほしい」と話した。
今から7年前にサッカースタジアムの建設を求めて署名活動を展開した横須賀市サッカー協会の鈴木武俊会長は「(サッカー場が)ないと言われ続けてきた横須賀に立派な拠点が完成した。ここから素晴らしい選手が育っていくことを期待したい」と喜びを口にした。
公園内には芝生広場や3on3コートや壁打ちテニスが無料で楽しめるスペースも整備されている。災害時には広域避難地としての役割も果たす。
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