横須賀の力を、ひとつに。 特別対談★将来像編 明日のよこすかをつくろう
「”アメリカンな街”を追求。今までの発想を超えた仕掛けで」(広川さとみ)
広川 街の個性を活かした魅力づくりとして、”アメリカンな街”を提唱したいと思っています。ドブ板通りを拠点にJR横須賀駅から中央駅までがエリアのイメージ。ベースがあり日常的に米兵が通りを歩いているのですから、舞台はすでに完成しています。
小泉 それには大賛成! 横須賀の持つアメリカンな雰囲気を感じたくて市外から多くの人が訪れています。であれば、個性をもっともっと光らせることが特色ある街づくりの近道だと思います。地域の活性化にも直結します。
広川 ハードとソフトの両面からのアプローチが必要で、ドブ板がかつて醸していた独特な雰囲気を再現しながら、米兵らにもイベントに積極的に参加してもらうのです。ウエスタンの衣裳をまとって、広場でサプライズ劇を演じたら盛り上がりますよ。駅馬車を走らせるのも面白いかもしれません。今までの発想を超えた仕掛けが必要なのです。
小泉 留学という切り口もありますよ。ベースの中の学校で生の英語に触れる国際交流のカリキュラムを提供するのです。「横須賀で留学しませんか」と。文科省と外務省が絡むもので障壁はありますが、挑戦してみたいと思います。
広川 横須賀の英語教育が変わるかもしれませんね。留学の疑似体験というコンセプトも打ち出せそうです。閉鎖から10年が経過した浦賀ドックの跡地利用として、大学の誘致は選択肢の一つではないでしょうか。
「横須賀の景色を変える。オール横須賀で挑戦」(小泉進次郎)
小泉 将来的な話になりますが、10年後に京浜急行を成田空港まで伸ばす計画があります。今年度の国の予算に調査費が組み込まれましたので、着実に前に進めていきます。横須賀の景色を変える大きな起爆剤になると期待しています。
広川 横須賀の景色を変える、ということでは、歴史の掘り起こしをしていきたい。三浦一族をはじめ、横須賀には歴史の主要舞台となったポイントや物語がいくつもあります(=「広川さとみのブログ」で紹介中)。歴史を巡るトレッキングコースを開発すれば多くの人を呼び込めます。
小泉 横須賀で生まれ育って61年、横須賀市役所に勤務して38年の広川さん。誰よりも横須賀のことを知っています。私たちがタッグを組めれば、これまで以上の推進力となります。うん、横須賀の未来はきっと明るい!
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