記者が見た、聞いた、感じた、を伝える あっとほーむデスク 9月20日0:00更新
他者の視点によってあらためて気づかされることがあります。横須賀美術館で展示中の日比野克彦氏の作品、観音崎海岸「三軒家突堤」。モチーフはコンクリート柱の立っているあの遺構です。子どもたちが飛び込み台として使っていますが、かつての役割や歴史的な背景に思いを巡らせたことなどありませんでした。
観音崎弾薬庫に物資を運ぶための船着場だったようですが、軍事機密エリアだったため当時の姿を知る人はほとんどいません。そんな海にたたずむ突堤に興味を抱いた日比野氏。館内での展示だけでは飽き足らず、現物にもちょっとした細工を。確認してみてください。
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