横須賀版 掲載号:2013年11月1日号

思い出の猫、粘土で再現

明日から公郷で展示会

初めて行う展示会では約10点の力作が並ぶ
初めて行う展示会では約10点の力作が並ぶ

 滑らかな体の曲線に、愛嬌のある表情―。どれも本物の猫さながらの完成度だ。作ったのは二葉に住む松本正行さん。猫の中でも特に「野良猫」にこだわり、公郷郵便局で明日から28日(木)まで自身初の作品展示会を行う。

 作り始めたのは3年ほど前。もともと木から鳥を彫り出す「バードカーヴィング」を楽しむなど手先は器用だった。当時、保護して育てていた野良猫が突然いなくなってしまい、「なんとか形にして残したい」と写真を元に見よう見まねで作ったのがきっかけだった。 実在の猫をモデルにするときは、まず写真を撮ることから始める。難しさは、立体化するとき写真で見えない部分を想像で補いながら作ること。「少しでも違うと、全体的に違和感のある仕上がりになってしまう」。大きさは約20cmで石粉粘土を使用する。芯に棒状のアルミホイルが入っているので、しっぽを持っても壊れない頑丈さだ。印刷会社を営むかたわら週末に少しずつ作業するので1体に約2カ月かかるが、今では小さいサイズのものも含め50体以上作った。「亡くなった猫を再現してほしい」という依頼を受け、「のらねこふぁくとりー」として全国から注文も受ける。

「野良にも関心もって」

 10年前から野良猫の保護活動を行っている。殺処分される猫を減らすため、ボランティア団体と連携し去勢・避妊手術も行う。野良猫の魅力は「厳しい自然界でたくましく生きていく健気さ」だという。現在は活動中に引き取った5匹の野良猫と暮らす。「猫は人間と似ている。人懐こい子からやんちゃな子まで性格がまったく違う」と顔をほころばせる。

 問合せは松本さん【メール】info@noranekofactory.com
 

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