食の安全守る戦い 村の再生を追う記録映画
市内有志グループ「16ミリ試写室」は2月16日(日)、東日本大震災の復興支援チャリティとして、映画「天に栄える村」の上映会を催す。観覧後は同作品を手掛けた原村政樹監督の講演も企画した。
舞台は福島第一原発から70Km離れた小さな村、福島県天栄村。人口6000人程の村では、恵まれた自然を活かし、丹精込めた米づくりが盛んであった。しかし、東日本大震災の原発事故で放出された放射性物質が田畑を汚染。「70Kmも離れているのになぜ」。農家の悲痛な叫びの中、田畑を未来に引き継ぐため、国や県に頼らず「放射能汚染ゼロ」の米作りに挑戦する。作品ではこの地で生きる人々の苦闘と決意に迫る。
16ミリ試写室が行う復興支援のチャリティ上映会は今回で4回目。集めた義援金を同映画の制作委員会に寄付するため、実際に天栄村を訪れるなど同監督と親交は深い。原村監督からは今回の映画に懸ける思いや天栄村との関わり方など、制作の裏側を聞く。
場所は文化会館大ホール。午後1時開演(12時半開場)。当日800円(前売り700円)で全席自由。チケット1枚につき200円が寄付される。問合せ【携帯電話】090・2901・0862
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