御柱祭にぎやかに 巨木見たさに1万5千人
長さ11m、重さ約4トンの巨木を人力で運び、境内に建て祀る「御柱祭」が今月23日・24日、大津諏訪神社で行われた。10年後に迎える創建1200年を記念して、親社である長野県の諏訪大社で行われる同祭を再現したもの。2日間で約1万5千人の見物人が集まった。
初日は市民ら約400人も曳子として参加。長野県茅野市から180人の氏子も応援に駆け付け、「ヨイサッヨイサッ」という掛け声と共に手に持った「おんべ」を振り祭を楽しんだ。
2日目は、運んできた巨木を境内駐車場に建てる「建御柱(たておんばしら)」が行われた。ワイヤーで少しずつ引っ張られ垂直に建つと、集まった見物人からは大きな歓声と拍手が送られた。ハイランドから友人らと来た70代の女性は「信州の御柱祭を見に行ったことがあり、横須賀でやると聞いて楽しみでしょうがなかった」と顔をほころばせた。
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