砂浜に立てられた300インチの巨大スクリーン。夜ごとに浮かび上がる世界の名作を楽しんで――。
潮風を感じながら夜の砂浜で映画を堪能する「逗子海岸映画祭」が今年もあす25日(土)から開幕する。期間は5月6日(水)まで。
第6回目となる今回は「GROW(成長)」を題材に各日テーマにちなんだ作品を上映。レストランやメリーゴーランドなども登場し、12日間だけの夢の空間が来場者を出迎える。
映画館のない鎌倉・逗子・葉山エリアで気軽に映画鑑賞を楽しんでもらおうと地元の若手クリエイターらが2010年に初開催。回を重ねるごとに規模を広げ、昨年は11日間でのべ約1万人が訪れた。昨年から国際交流がイベントの柱になっており、初日は「ポルトガルデー」と題し、ファドの女王、アマリア・ロドリゲスの生涯を描いた映画「アマリア」を上映するなど、各国の作品を紹介。世界の料理やステージイベントも楽しめるほか、今年は異国の市場のような雰囲気のバザーも出店する。
休日は午前11時、平日は午後5時開場。映画上映は午後7時から。入場料金は大人1000円、中高生500円、小学生以下無料。同実行委では「夜は冷え込むので、防寒対策はしっかりと」と呼びかけている。
上映スケジュールとイベントの詳細はホームページで確認できる(「逗子海岸映画祭」で検索)。
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