田浦で「大人のための文化祭」を―。地元出身のアーティストらが集うアートフェスタが5月17日(日)、京急田浦駅前の飲食店で催される。「土日でも閑散となりがちなこの街を、アートで盛り上げたい」。そんな想いから、イベント開催にこぎつけた。
アートフェスタの実行委員会を立ち上げたのは、田浦町在住で、ポーランド出身の加藤エヴァさん。ビーズアクセサリー作家として活動し、手作り雑貨とカフェの店を経営するなかで「地元の作家やアーティストが発表できる場を設けたい」と考えていた。田浦という土地柄、横須賀中央や横浜市内のアートイベントやライブに参加・出展する人も多いという現状もあった。
そして、加藤さんが昨年11月に行われた「大人のための文化祭」に出展したことをきっかけに、同文化祭実行委員会との共催イベントとして、この企画が生まれたという。「地元を中心としたアーティストの発表の場を、というコンセプトが合致した」と話す。2012年から毎年秋に市内で実施している「大人のための文化祭」では、大きな会場でのアートイベント以外にも、地域のアーティスト活動との”コラボ”も積極的に行う。今月は、どぶ板バザールにも参加し、パフォーマンスでイベントを盛り上げている。
今回の会場となるのは京急田浦駅前の居酒屋「円造(船越町5の1)」。アートフェスタ実行委員会の呼びかけで、雑貨やアクセサリー・スイーツデコ・編み物・ネイルなどの展示・ワークショップが出展する。さらに、「大人のための文化祭」では、パフォーマンス系のライブプログラムを用意。ベリーダンスやパントマイム・バルーンアート、カントリーギター・ポップスカバーバンドの演奏などが楽しめる。
ショートフィルムも上映
また、”横須賀発の映画製作”に取り組んでいる矢城潤一監督の作品も上映する(午後5時半から)。横須賀市内や三浦などでも撮影された4つの短編作品を観ることができる。
加藤さんは「『TAURAで文化祭』をテーマに地域を盛り上げたい。地元の人が気軽に参加できる場になれば」と期待する。開催時間は午前11時から午後9時(展示・ワークショップは午後5時まで)、入場無料。ドリンクや軽食も用意している。
詳細は、アートフェスタ実行委員会【携帯電話】080・3384・3451
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