横須賀市では、今年度から「ふるさと納税」への寄付者に対して記念品を贈る取り組みを開始する。「ふるさと納税」は住んでいる自治体以外への寄付。2000円を超える部分が税金の一部控除が受けられる仕組みで、一定額以上の寄付者に”ご当地”の特産品を贈る自治体が増えている。
市では2008年から、市外からの納税を受けていたが、記念品はなく件数・納税額とも低調気味。納税PRの一環として6月から、1万円以上の個人寄付者対象に、よこすかポートマーケットの地場産物を記念品として発送する。年度内の寄付回数に制限はなく、よこすか海軍カレーセットやすき焼き用葉山牛、地魚セットなど、3000円相当8種類から1品を選ぶことができる。市財政課では「寄付額の拡大だけでなく、地場産物を通して、横須賀に行きたいという人が増えれば」と期待する。市ホームページ(6月1日開設)でも申し込み手続き可能で、入金方法も、納付書や現金書留のほか、カード決済にも対応している。
寄付金使い道も指定
寄付時に、使い道を選択することも可能だ。子育て支援事業に活用する「子育て基金」や猿島公園の維持管理に使われる「猿島基金」など11の基金、もしくは、市の活動全般のいずれかを選べる。市は寄付者に対して、活用状況も報告する。
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