横須賀美術館に「まるちゃん」がやってくる――。
漫画家デビュー30周年を記念した「さくらももこの世界」展が4月23日(土)から同館で開かれる。一昨年から国内各地で展覧会が行われており、作品などから30年の軌跡をたどる。
特に、漫画「りぼん」の連載からテレビアニメ化され、今でもなお日曜夜の定番となっている「ちびまる子ちゃん」は、さくら氏の少女時代の日常生活を投影したもの。従来の少女漫画のヒロインとは違う、主人公「まるちゃん」のユニークな視点や家族・級友とのシニカルな会話、ほのぼのとしたタッチが人気を博している。同作以外にも「COJI-COJI」のほか、作詞・脚本・エッセイなどでも活躍する。
デビューから現在
同展覧会では、表紙絵や絵本・イラストの原画約130点を中心にデビューから現在までを辿るほか、アーティストとのコラボ、こけしなどの立体作品も見ることができる。会場内では、映像の上映やキャラクターとの写真撮影コーナー、絵本・コミックの閲覧スペースなど、「さくらももこ」の世界を体感できる仕掛けも設けている。「谷内六郎館の作品にも通じるほのぼのとした世界を楽しんで」と同館担当者。
また、関連事業として企画展開催中に、豆こけし絵付けワークショップや親子向けトークイベントも企画している。会期は6月19日(日)まで。
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