神奈川県では、「未病を改善する」取り組みの一環として、商店街の空き店舗を活用した支援事業を始める。コミュニティカフェなど、にぎわいづくり拠点の設置費用補助や運営アドバイスを行うもの。
今年度は5件を採択。市内では、久里浜商店会協同組合と追浜東町商店会の事業計画が選ばれた。
戦後すぐに開業した銭湯「ニュー松の湯」にカフェを併設し、未病改善の事業を行うのは、追浜東町商店会。20年近く空き店舗になっている銭湯横のスペースを改装し、地場産物を用いた「健康志向メニュー」の提供や料理教室の開催、骨密度測定会など考えているという。「昔から銭湯はコミュニティの場だった。健康に関する情報の提供ができるカフェを設けることで、にぎわいの拠点になれば」と銭湯の”三代目”で同事業を手がける山崎涼子さん。寄席などの企画も思案中で、商店街の他店舗と協力しながら事業を進めていくという。
久里浜商店会では、黒船仲通りに先月オープンしたコミュニティスポットで、未病改善に関する取り組みを行う。子育て世代にはメンタルケアや講習会、高齢者へは健康増進の場―など、多世代にアプローチし、商店街の活性化に繋げていく。
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