カッターで画面を削った「スクラッチ」やアクリルで細かく筆跡を重ねる「ハッチング」など、独自の絵画世界を展開する川田祐子さん=人物風土記で紹介=の展示「千年の翠」が、横須賀美術館で開催中だ。同館の第2期所蔵品展に横須賀ゆかりの作家として、25点が並ぶ。
「風景の襞」「無方の空」「揺光の花」―など、その特徴は自然を強く感じさせるモチーフ。1つの技法や画材に留まらず、表現の可能性に挑戦する。新作では、アクリルから油彩にクローズアップ。油絵の固定観念から飛び出し、眩い光を感じる世界も表現している。観覧料は310円、会期は9月25日(日)まで。
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所蔵品展関連イベントを9月4日(日)に実施。川田さんによる「アーティスト・トーク」は午前11時から正午。申込不要、直接1階エントランスホールへ。午後1時半からは、ワークショップ「指で描く&目隠し鑑賞会 絵の前でおしゃべりしよう!」を開催する。対象は小学生以上、定員20人。参加費300円。事前申込制で、代表者の郵便番号・住所・電話番号、参加者の氏名・年齢を記入のうえ、「川田ワークショップ」係【メール】art-event@city.yokosuka.kanagawa.jpへ。1通につき4人まで、8月22日(月)締切。(問)同館【電話】046・845・1211
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