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横須賀版 公開:2016年8月19日 エリアトップへ

パティスリークロ×高梨商店(三浦市) 野菜やまぐろをシロップに ご当地かき氷コラボ開発

社会

公開:2016年8月19日

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カボチャの優しい甘さを感じる一品
カボチャの優しい甘さを感じる一品

 うだるような暑い日は、地産地消の特製かき氷で、クールダウンしてはいかが―。

 三浦市宮川町の高梨商店と根岸町の洋菓子店「パティスリークロ」がコラボし、近隣農家で採れた野菜や三浦の鮪など地元素材を使ったシロップを乗せたかき氷を開発した。

 ふんわり柔らかな雪山に回しかける手づくりシロップの素材となるのは、トマトやカボチャ、メロンなど今が旬の畑の恵み。なかには鮪のエキスや海苔・ワサビを使った「鮪かき氷」、バター醤油ソースをトッピングし、焼きトウモロコシをイメージした変わり種の一杯も。一見ミスマッチとも思えるが、風味そのままに意外な美味しさが販売開始から好評を博している。

 これら全てのシロップを手掛けるのは、神奈川県洋菓子技術コンクールで優勝経験もある「パティスリークロ」のパティシエ、黒木賢一郎さん。素材のフレッシュさを活かすため意識したのは「調理を始めるタイミング」。トウモロコシやトマトは収穫してすぐがみずみずしい、カボチャは1カ月程度寝かした方が熟成して甘みが増すなど、仕入れ先の農家から教えてもらった野菜それぞれの”食べ頃”に合わせて調理を始める。素材を丸ごとミキサーにかけて作るシロップは、野菜が持つ自然な甘みや苦味、舌触りなどが活きたピューレのような濃厚さが特徴だ。

 一番苦労したという鮪シロップには、魚独特の臭みを消すために生姜を使用し、赤身は細かく刻んでから火にかけるなど、出汁に旨味が溶け出しやすくなる工夫をした。「食べた時の驚きを楽しんで欲しい」と黒木さん。

 かき氷は高梨商店で提供中(8月23日(火)までは販売休み)。【電話】046・881・3455

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